【FP監修】アルファグループで葬儀にかかる平均の費用

アルファグループ

最近は、費用ができるだけかからないシンプルな葬儀にしたいと考える方が多くなっています。そのようなニーズに合わせて、小規模な葬儀プランを専門に取り扱う葬儀社が増えてきました。

「自分と夫の葬儀は身内だけの簡単なものにしたいです。費用の準備で葬儀保険のサイトを見ていたらアルファクラブグループという葬儀社のサービスを受けられるのを知りました。詳しく教えてもらえますか?」このような相談がありました。

今回、解説する記事の内容をまとめました。

  • 「アルファクラブグループ」は、全国に435施設を持つ年間葬儀実績4万件の葬儀会社
  • 小さな葬儀から大規模な葬儀まで対応しており、リピーターも多い
  • 「アルファクラブグループ」で葬儀にかかる費用は9万円台〜200万円台。火葬のみのプランであれば費用が抑えられる
  • あんしん少額短期保険株式会社が提供する葬儀保険「みんなのキズナ」に加入していると、葬儀会社への「保険金直接支払サービス特約」を利用することができる
  • みんなのキズナの「保険金直接支払サービス特約」は、まさかのときに支払われる保険金から直接に葬儀社に葬儀費用を支払うサービス
  • 「保険金直接支払サービス特約」の提携先葬儀社には「アルファクラブグループ」も入っており、優待価格で利用することができる

この記事を読めば、アルファクラブグループの葬儀費用や利用の流れ、特典などについて詳しく知ることができます。

この記事の執筆者

筆者:北原 美弥子

執筆者 北原美弥子

FP技能士2級保持。長年にわたり企業の経理部に在籍した経験から、財務、法務の知識も備える。資産運用、保険に関する記事の執筆に加え、近年は墓じまい、永代供養に関する記事を多数執筆。

目次

アルファクラブグループとは

アルファクラブグループがどのような会社なのかは詳しく知らないという方もいるのではないでしょうか。ここでは「アルファクラブグループ」について詳しく説明しましょう。

葬祭施設は全国に435施設!年間葬儀実績4万件の葬儀会社

アルファクラブグループは、冠婚・互助会・葬儀の3つの事業を取り扱っているグループ企業です。葬儀事業については、全国に435の葬祭施設を持ち、年間に4万件の葬儀実績をあげています。

アルファクラブグループの葬儀事業は、60年を超える葬儀実績からサービス品質、まごころ込めて取り組む姿勢、地域密着の葬儀をコンセプトとしています。また、ご遺体のエンバーミングにも定評があります。

アルファクラブグループの葬儀の特徴として、年間リピートが4,300件と、一度利用した方が再度利用するという顧客満足度の高さも挙げられます。葬儀のプロフェッショナルが担当するというのも選ばれる理由の一つといえるでしょう。

小さな葬儀から大規模な葬儀まで対応可能

アルファクラブグループの葬儀プランは「一般的な葬儀」「小規模な葬儀」「大規模な葬儀」とあらゆる葬儀ニーズに応えられるように設定されています。

近年、少子高齢化の影響により身内だけで行う家族葬が増えてきていますが、アルファクラブグループの葬儀も「小規模な葬儀」として直葬や一日葬などに対応が可能なので、費用を抑えた葬儀が行いたい方も利用できます。

小規模な葬儀を希望する方が増えている一方で、昔ながらの一般葬を望む方もいます。葬儀社によっては、小規模な葬儀用の施設しかない場合もありますが、アルファクラブグループは「一般葬」や「大規模な葬儀」に対応した葬儀施設を持っているので安心です。

アルファクラブグループで葬儀にかかる費用は?

アルファクラブグループで葬儀にかかる費用は以下のとおりです。

プラン費 用内 容人数の目安向いている方
小規模な葬儀9万円〜45万円程度家族や親しい方のみでゆっくりと最期のお別れの時間を過ごす葬儀

儀式は火葬のみといった最小限の内容なども選べる
〜30名とにかく費用を抑えたい
葬儀を簡素にしたい
一般的な葬儀150万円程度宗教儀礼を重んじたなじみ深い形式で、ご友人やご近所、会社の方などお世話になった方々を招く一般的なご葬儀
30名〜200名
一定の宗教儀礼に則って進めたい
親族以外に世話になった関係者にもきてもらいたい
大規模な葬儀200万円〜会社をあげての社葬をはじめ、大勢の参列者が集まる
葬儀一般的なご葬儀とは異なるため、専門知識とノウハウを持った経験豊富なスタッフが対応
200名〜会社に対する故人の業績をたたえ、多くの関係者を招いて行いたい

実際にかかる費用は、祭壇や通夜接待など葬儀社との打ち合わせにより変わることが多いようです。特に、一般葬や大規模な葬儀の場合は提示されている金額は祭壇や接待料理が一番低いランクになっていることもあります。

葬儀費用をできるだけ抑えたいという方は、葬儀社との打ち合わせでその旨をしっかり伝え、具体的にどの程度の葬儀にするか相談することが重要です。

アルファクラブグループを利用する際の流れ

「アルファクラブグループ」を利用する際の流れは以下の通りです。

STEP1 依頼

万が一の際には「アルファクラブグループ」に電話しましょう。電話受付は24時間対応しています。

STEP2 ご遺体の安置

ご遺体を迎えにきてもらい、安置場所へ搬送してもらいます。

STEP3 打ち合わせ

「アルファクラブグループ」が提携している葬儀社を紹介してもらい、具体的な打ち合わせを行います。打ち合わせの際には、希望するプラン及びオプションなどを伝え、見積を出してもらいます。その上でスケジュールを決定します。

火葬場の空き状況によっては、ご遺体を葬儀社の所定期間以上安置しなければならないことがあります。その場合には、安置料が別途かかります。

STEP4 通夜式

通夜式のあるプランを選択した場合には、告別式の前日に通夜式を行います。家族や親しい人と共に故人さまと過ごす最後の夜となります。通常18時頃から行い、遺族は次の日の告別式まで、故人に寄り添いながら過ごします。

通夜式で僧侶の読経をお願いする場合のお布施やお車代はプランには含まれていません。また、通夜式のあとには、一般的には「通夜振る舞い」を行いますが、その際の飲食費用はプランには含まれていません。

STEP5 告別式

告別式は会葬者を迎えて故人さまをみんなで送る儀式です。告別式のあるプランを選択した場合には、通常、午前10時頃から式を行い、故人との最後のお別れをします。告別式終了後に火葬場へ出棺します。

通夜式で僧侶の読経をお願いする場合のお布施やお車代はプランには含まれていません。また、参列された方への返礼品費用も含まれていません。

STEP6 火葬

火葬場で火葬を行い、葬儀は終了となります。

STEP6 お支払い

​​葬儀費用のお支払いは、現金・振込から選択できます。事前に相談すればクレジットカードの利用も可能です。全てが終了しましたら、埋葬許可証が渡されます。

保険金直接支払サービス特約【葬儀保険加入者限定】

あんしん少額短期保険株式会社が提供する葬儀保険「みんなのキズナ」に加入されている方は、葬儀会社への「保険金直接支払サービス特約」を利用することができます。「保険金直接支払サービス特約」について、詳しく説明しましょう。

保険金直接支払サービス特約とは

葬儀保険「みんなのキズナ」には「保険金直接支払サービス特約」があります。これは、保険金から葬儀会社に直接葬儀代金を支払えるというサービスです。

「保険金直接支払サービス特約」は、葬儀保険「みんなのキズナ」加入者なら無料で付けることができ、付加すると葬儀の事前相談が無料で行え、「小さなお葬式」などが提携している全国4,000カ所以上の葬儀会館を利用することができます。

この特約の最大のメリットは、葬儀費用を保険金から直接葬儀社へ支払うことができる点です。もしものことが起こった際、遺族はあらかじめ指定された提携葬儀社に連絡するだけで葬儀代金の全額もしくは一部を保険金で清算できます。ご遺族が身近にいない方にもおすすめの特約です。

保険金直接支払サービスを利用する場合の流れ

それでは保険金直接支払サービス特約を利用する場合の流れについて説明しましょう。

申込時の流れ

保険金直接支払サービス特約の申込時の流れは以下の通りです。

葬儀保険加入時に保険金直接支払サービス特約への加入も一緒に行います。その後、提携葬儀社の中から希望する葬儀社を選び、葬儀プランを決定します。

選択した葬儀プランの費用に対し、保険金額が不足している場合、葬儀保険更新時に葬儀費用に見合った保険金のプランに見直すことも可能です。

死亡時の流れ

被保険者が死亡された場合、まず「みんなのキズナ」の保険金請求窓口に電話連絡をし、保険金支払サービス特約を利用したい旨を伝えましょう。その際に詳しい指示があるので、その指示に従って指定した葬儀社と葬儀の打ち合わせを行います。

葬儀終了後、「みんなのキズナ」を運営するあんしん少額短期保険株式会社から提携葬儀社へ保険金での葬儀代金の精算が行われます。保険金から葬儀代金を差し引いて余剰金があった場合は、保険金受取人に支払われます。

葬儀保険に加入するとアルファグループの費用が割引に!

葬儀保険「みんなのキズナ」に加入して「保険金直接支払サービス特約」を付加された方は「アルファクラブグループ」の葬儀プランを優待価格で利用することができます。

優待価格は「アルファクラブグループ」の葬儀プランによって異なります。「アルファクラブグループ」の詳しい優待金額については、「みんなのキズナ」の相談窓口に葬儀保険のプランと併せて保険金直接支払サービス特約の詳しい内容として問い合わせてみましょう。

【PR】葬儀費用の負担を抑えたいなら「葬儀保険の加入」がおすすめ

葬儀にかかる費用の負担を抑えたいなら「葬儀保険の加入」がおすすめです。葬儀保険は、本人の死亡の際、保険料が速やかに支払われ、葬儀以外の支払いにも使えるので、埋葬費用の負担を抑えることができます。

無告知型葬儀保険

無告知型葬儀保険は、加入するときに医師の診断書や健康告知などが必要ない保険です。疾病がある高齢の方でも加入しやすいのが特徴ですが、健康告知ありの保険に比べると保険料がやや割高になります。

40歳から79歳まで加入できます。保険期間は1年で、最大99歳まで更新が可能です。プランは1口(10万円)から最大10口(100万円)まで選べます。

契約日から3ヶ月間は待機期間のため、保険金は支払われません。申込時点で、本人が入院中であったり、著しい認知などで要介護の場合は、保険に加入できません。

【こんな方におすすめ】

  • がんや脳梗塞などの疾病で、他の保険に加入できない方

保険料一定型葬儀保険

保険料一定型葬儀保険は、一定の保険料を支払い続ける保険です。支払い保険料が一定である代わりに、年齢が進むにつれ受け取る保険金が減少していきます。

40歳から84歳まで加入できます。保険期間は1年で、最大99歳まで更新が可能です。支払方法は月払いのみです。医師の診断書は不要ですが、入院中や要介護の方は加入できない場合もあります。

契約日から1ヶ月間は待機期間のため、保険金は支払われません。支払う保険料は、1年ごとの更新時にのみ増額・減額変更が可能です。

【こんな方におすすめ】

  • あまり高い保険料は支払ないが、葬儀の費用は少しでも準備しておきたいという方

保険金固定型葬儀保険

保険料固定型葬儀保険は、受け取る保険金が固定されている保険です。年齢に関わらず変わらない保険金を受け取れますが、代わりに年齢が進むにつれ支払う保険料が増加していきます。若い年齢で加入するほど保険料は安く済みます。

40歳から84歳まで加入できます。支払方法は月払いと年払いがあります。医師の診断書は不要ですが、入院中や要介護の方は加入できない場合もあります。

契約日から1ヶ月間は待機期間のため、保険金は支払われません。受け取る保険金の額は、1年ごとの更新時にのみ変更が可能です。

【こんな方におすすめ】

  • 年齢はまだ若いが、万が一に備えて葬儀費用を準備しておきたいという方
  • 葬儀費用はある程度の額が必要だという方
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