【FP監修】50代からでも入れる葬儀保険のランキングを紹介

最近は終活が認知されるようになり、働き盛りのうちに葬儀の準備を始める方も増えてきました。

「自分は50歳ですが、独り身で持病もあるので早めに葬儀保険に加入しようかと思っています。50代で持病があっても加入できる葬儀保険はあるのでしょうか?」こんな相談がありました。

この記事を読めば、50歳からでも入れる葬儀保険について詳しく知ることができます。

この記事の執筆者

筆者:北原 美弥子

執筆者 北原美弥子

FP技能士2級保持。長年にわたり企業の経理部に在籍した経験から、財務、法務の知識も備える。資産運用、保険に関する記事の執筆に加え、近年は墓じまい、永代供養に関する記事を多数執筆。

目次

未来に備える!50代に向けた葬儀保険とは

葬儀保険とは、その名の通り葬儀費用をまかなうための保険です。50代に向けた葬儀保険の特徴について紹介しましょう。

50代に向けた葬儀保険の特徴

低い保険料から始めることができる

50代で葬儀保険に加入すると、低い保険料から始めることができます。少ない負担で万が一の場合に大きな保障を得ることができるので、50代のうちに加入するのがおすすめです。

持病があっても加入できる場合がある

葬儀保険は医師の診察・診断書が不要で加入がしやすい保険です。持病があっても、一定の条件を満たせば加入できる場合があります。ガン、心臓疾患、脳疾患でも加入できる葬儀保険もあります。

50代からでも入れる葬儀保険の平均保険料は?

50代からでも入れる葬儀保険の平均保険料は、加入するプランによっても異なりますが、月当たり1,000円〜3,000円程度になります。

※ 上記の金額は、50代の間にかかる月々の保険料になります。

みんなのキズナ 保険金固定型葬儀保険の保険料

ご契約年齢男性
(月払い)
男性
(年払い)
女性
(月払い)
女性
(年払い)
50歳2,580円30,510円1,820円21,550円
51歳2,730円32,200円1,890円22,310円
52歳2,890円34,100円1,950円23,070円
53歳3,070円36,210円2,020円23,830円
54歳3,270円38,540円2,100円24,760円
55歳3,480円41,030円2,180円25,770円
56歳3,710円43,770円2,270円26,830円
57歳3,960円46,650円2,370円27,970円
58歳4,220円49,650円2,460円29,070円
59歳4,500円52,940円2,560円30,250円

葬儀保険は高齢になってからの加入すると保険料が高くなる、あるいは受け取る保険金が少なくなってしまいます。その点、50代で加入すると、比較的少ない保険料で大きな保障を得ることができます。

50代から葬儀保険に加入するメリット・デメリット

50代から葬儀保険に加入する場合には、そのメリットとデメリットをよく理解しておく必要があります。

50代から葬儀保険に加入するメリット

50代から葬儀保険に加入する最大のメリットは、低い保険料で大きな保障が得られることです。

高齢化が進んでいるとはいえ、50代でも万が一のことが起こることはあります。50代といえば、家のローンや子供の学費などに手一杯で葬儀費用の準備などしていない方もいるのではないでしょうか。

葬儀保険に加入しておけば、50代で万が一のことが起きた場合に、月当たり1,000円〜2,000円程度の比較的安い保険料でも150万〜250万円の保険金を受け取ることができます。

50代から葬儀保険に加入するデメリット

50代から葬儀保険に加入するデメリットは、貯蓄性がないことが挙げられます。葬儀保険は掛け捨ての保険のため、満期保険金や解約時の返戻金はありません。

また、更新を重ねて加入期間が長期になった場合には、支払った保険料が受け取る保険金を上回ることもあります。

葬儀保険は葬儀費用のための保険なので、入院や失業などに対する保障もありません。そのような保障が必要な場合には、医療保険や失業保険のような商品を選ぶ方がよいでしょう。

50代から葬儀保険に加入する場合の注意点

被保険者が親の場合は親の年齢が対象になる

葬儀保険は契約者と被保険者を別々に設定することができます。葬儀保険の契約者が自分でも、被保険者が親にの場合には、親の年齢が対象となります。年齢により保険料が大きく変わるので注意しましょう。

年数が経つほど保険料が高くなる

葬儀保険の保険料は、年数が経つにしたがって高くなっていきます(保険料一定型を除く)。加入した時点では適切だと思った保険料が、年齢を重ねると負担になることもあるので注意しましょう。

50代から葬儀保険に加入したい方に向けた選び方

50代から葬儀保険に加入したいという方は、どのような保険を選べばよいのでしょうか。選び方は2つあります。

受け取れる保険金が一定の保険を選ぶ

葬儀費用としてある程度の額の保険金が必要だという方は保険金固定型の保険を選びましょう。保険金固定型は、年齢に関わらず変わらない保険金を受け取ることができます。かわりに、支払う保険料は年齢ごとに上がっていきます。

保険料が上がらない保険を選ぶ

葬儀費用の準備はしたいけれど保険料が上がるのは負担になるという方は、保険料一定型の保険を選びましょう。保険料一定型は、年齢に関わらず支払う保険料が変りません。代わりに受け取れる保険金は年齢ごとに減っていきます。

50代から入れる!葬儀保険ランキングを紹介!

それでは、50歳からでも入れる葬儀保険をランキングで紹介しましょう。

1位 みんなのキズナ保険金固定型葬儀保険

みんなのキズナ 保険金固定型葬儀保険
あんしん少額短期保険株式会社

月額保険料【男性】男性保険金
1,720
年払い:20,340円
2,000,000円
月額保険料【女性】女性保険金
1,800
年払い:21,210円
2,000,000円

【みんなのキズナ 保険金固定型葬儀保険】の特徴

  • 年齢に関わらず変わらない保険金を受け取れるが、年齢が進むにつれ支払う保険料が増加する
  • 40歳から84歳まで加入でき、保険期間は1年、最大99歳まで更新が可能
  • 受け取る保険金の額は1年ごとの更新時にのみ変更が可能、支払方法は月払いと年払いから選べる
  • 契約日から1ヶ月間は待機期間のため、保険金は支払われない

2位 みんなのキズナ保険料一定型葬儀保険

みんなのキズナ 保険料一定型葬儀保険
あんしん少額短期保険株式会社

月額保険料【男性】男性保険金
2,0002,321,090
月額保険料【女性】女性保険金
1,0001,644,570

【みんなのキズナ 保険料一定型葬儀保険】の特徴

  • 年齢に関わらず支払う保険料が一定だが、年齢が進むにつれ受け取れる保険金は減少する
  • 40歳から84歳まで加入でき、保険期間は1年、最大99歳まで更新が可能
  • 支払う保険料は、1年ごとの更新時にのみ増額・減額変更が可能、支払い方法は月払いのみ
  • 契約日から1ヶ月間は待機期間のため、保険金は支払われない

3位 みんなのキズナ無告知型葬儀保険

みんなのキズナ 無告知型葬儀保険
あんしん少額短期保険株式会社

月額保険料【男性】男性保険金
1,160 円(初年度)
年払い:13,700円
1,000,000円
月額保険料【女性】女性保険金
892 円(初年度)
年払いのみ:10,700円
1,000,000円

【みんなのキズナ 無告知型葬儀保険】の特徴

  • 加入するときに医師の診断書や健康告知などが必要なく、持病がある高齢の方でも加入しやすい
  • 40歳から79歳まで加入でき、保険期間は1年、最大99歳まで更新が可能
  • プランは1口(10万円)から最大10口(100万円)まで選択可能で、支払い方法は年払いのみ
  • 契約日から3ヶ月間は待機期間のため、保険金は支払われない

まとめ:50代からでも入れる葬儀保険

当ページでのまとめはこちらになります。

  • 50代から葬儀保険に加入すると、低い保険料から始めることができる
  • 50代から葬儀保険に加入する場合、葬儀保険は掛け捨てで、貯蓄性がないことは理解しておく
  • 50代で葬儀保険に加入する場合、保険金固定型、保険料一定型、無告知型から選べる
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次