葬儀保険と生命保険は、なにが違うのでしょうか。
このページでは、葬儀保険とはどのような保険であるか理解できるように生命保険との違いの説明を通して紹介していきます。
葬儀保険と生命保険の違いは
生命保険とは
生命保険とは、自分の死亡や病気、ケガ、介護の備えをすることで、自分や家族を守る生活保障の仕組みです。 大勢の人が生命保険会社へ保険料を支払い、公平に保険料を負担しあうことで、万が一のときに保険金や給付金を受け取ることができるようになっています。
生命保険にはさまざまな種類の保険がありますが、基本となっているのは「定期保険」「養老保険」「終身保険」の3つです。
生命保険の基本の型
定期保険
保障期間が定められている保険で、期間中に死亡した場合に保険金を受け取れます。定期保険は、保険料が安いかわりに解約時払戻金や満期保険金がないのが特徴です。
養老保険
保障期間が定められている保険で、期間中に死亡した場合は死亡保険金、期間終了時に生存していた場合は満期保険金を受け取れます。死亡保険金と満期保険金は同額です。
終身保険
加入してから一生涯にわたり、死亡保障・高度障害保障が継続する保険です。途中解約をしない限り死亡した場合に保険金が受け取れますが、満期保険金はありません。
葬儀保険とは
葬儀保険は、基本的に被保険者が死亡した際に給付金を受け取ることができる定期保険の一種です。解約時に払戻金がない分、安い保険料で利用できるのが特徴です。
葬儀保険の特徴
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葬儀費用の準備のための保険
葬儀保険は、その名の通り葬儀費用をまかなうことができる保険です。万が一の場合、まとまった葬儀費用を用意しなくてはいけませんが、葬儀保険は保険金の支払いが迅速なので葬儀費用をすぐに準備する事ができます。
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掛け捨て型で保険料が安い
葬儀保険は掛け捨て型の保険なので、返戻金や満期保険金はありませんが、その分保険料が安く設定されており、500円程度から加入できるプランもあります。また、高齢者や持病がある方でも加入がしやすいのが特徴です。
葬儀保険と養老保険の違い
葬儀保険と養老保険を比較して、そのメリット・デメリットを紹介しましょう。
葬儀保険(定期保険)
葬儀保険のメリット
- 保険料が安い
- 持病や既往歴があっても加入しやすい
- 保険金の支払いが速い
葬儀保険のデメリット
- 満期保険金や解約返戻金がない
- 支払保険料が保険金額を上回る場合もある
- 保険会社が破綻しても保護されない
養老保険
養老保険のメリット
- 保険期間中は死亡保障を得られる
- 満期時には満期保険金が受け取れる
- 満期保険金は据え置きや年金形式にできる
養老保険のデメリット
- 保険料が高い
- 持病や既往歴があると加入しづらい
- 満期保険金を受け取ると死亡保障がなくなる
葬儀保険と終身保険の違い
葬儀保険と終身保険を比較して、そのメリット・デメリットを紹介しましょう。
葬儀保険(定期保険)
葬儀保険のメリット
- 保険料が安い
- 持病や既往歴があっても加入しやすい
- 保険金の支払いが速い
葬儀保険のデメリット
- 満期保険金や解約返戻金がない
- 支払保険料が保険金額を上回る場合もある
- 保険会社が破綻しても保護されない
終身保険
終身保険のメリット
- 保障が一生涯続く
- 保険料が変わらない
- 生命保険料控除が適用される
終身保険のデメリット
- 歳を取ってから加入すると保険料が高い
- 保険の見直しがしにくい
- 途中で解約すると損をする場合がある
葬儀保険(定期保険)と他の生命保険はどちらを選べばいいの?
葬儀保険(定期保険)と他の生命保険(養老保険・終身保険)は、それぞれ性質が異なります。そのため、どちらを選べばいいか一概に言うことはできません。下記でそれぞれの保険に向いている人はどのような人か紹介しましょう。
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葬儀保険(定期保険)が向いている人
- 高齢、もしくは持病で他の生命保険に加入ができない人
生命保険は高齢者、持病がある人の加入が難しいですが、葬儀保険は高齢で持病があっても加入できるプランがあります。 - 保険料を抑えつつ葬儀費用を準備したい人
葬儀保険は、毎月の保険料を安く設定することができます。高い保険料は支払えない人でも、無理なく葬儀費用の準備ができます。
![](https://sougi-h.info/wp-content/uploads/2024/03/yourou-img1.png)
養老保険が向いている人
- 資産形成をしながら、万一の状況にも備えたいと考えている人
子どもが独立するまでの保障を確保しつつ、教育資金を計画的に準備したいなど資産形成をしたいという方にはおすすめです。 - 自分の好きなタイミングで資金を受け取りたい人
養老保険の満期保険金は自分の好きなタイミングで受け取ることができ、据置間は利息がつくので受け取る保険金も増えます。
![](https://sougi-h.info/wp-content/uploads/2024/03/syusin-img.png)
終身保険が向いている人
- 自分で貯蓄をするのが苦手な人
自分で貯蓄をするのが苦手な方は、終身保険に加入しておけば、満期の際に一定額の保険金を受け取ることができるのでおすすめです。 - 相続税対策をしたい人
終身保険の死亡保険金には相続税の非課税枠があるので、相続税が軽減されます。より多くの財産を妻や子供に遺すことが可能です。
当サイトで紹介している葬儀保険(定期保険)を紹介
![](https://sougi-h.info/wp-content/uploads/2023/09/minna-kizuna-mukokuchigata-logo.png)
みんなのキズナ 無告知型葬儀保険
あんしん少額短期保険株式会社
月額保険料【男性】 | 男性保険金 |
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約 6,365 円(初年度) 年払い:76,380円 | 600,000円 |
月額保険料【女性】 | 女性保険金 |
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約 3,565 円(初年度) 年払い:42,780円 | 600,000円 |
【みんなのキズナ 無告知型葬儀保険】の特徴
- 加入するときに医師の診断書や健康告知などが必要なく、持病がある高齢の方でも加入しやすい
- 40歳から79歳まで加入でき、保険期間は1年、最大99歳まで更新が可能
- プランは1口(10万円)から最大10口(100万円)まで選択可能で、支払い方法は年払いのみ
- 契約日から3ヶ月間は待機期間のため、保険金は支払われない
![](https://sougi-h.info/wp-content/uploads/2023/09/minna-kizuna-cost-koteigata-logo.png)
みんなのキズナ 保険金固定型葬儀保険
あんしん少額短期保険株式会社
月額保険料【男性】 | 男性保険金 |
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約 16,360 円 年払い:187,750円 | 2,000,000円 |
月額保険料【女性】 | 女性保険金 |
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約 8,260 円 年払い:96,250円 | 2,000,000円 |
【みんなのキズナ 保険金固定型葬儀保険】の特徴
- 年齢に関わらず変わらない保険金を受け取れるが、年齢が進むにつれ支払う保険料が増加する
- 40歳から84歳まで加入でき、保険期間は1年、最大99歳まで更新が可能
- 受け取る保険金の額は1年ごとの更新時にのみ変更が可能、支払方法は月払いと年払いから選べる
- 契約日から1ヶ月間は待機期間のため、保険金は支払われない
![](https://sougi-h.info/wp-content/uploads/2023/09/minna-kizuna-cost-itteigata-logo.png)
みんなのキズナ 保険料一定型葬儀保険
あんしん少額短期保険株式会社
月額保険料【男性】 | 男性保険金 |
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3,000 円 | 366,860円 |
月額保険料【女性】 | 女性保険金 |
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3,000 円 | 726,550円 |
【みんなのキズナ 保険料一定型葬儀保険】の特徴
- 年齢に関わらず支払う保険料が一定だが、年齢が進むにつれ受け取れる保険金は減少する
- 40歳から84歳まで加入でき、保険期間は1年、最大99歳まで更新が可能
- 支払う保険料は、1年ごとの更新時にのみ増額・減額変更が可能、支払い方法は月払いのみ
- 契約日から1ヶ月間は待機期間のため、保険金は支払われない
まとめ | 葬儀保険と生命保険の違いは
当ページでのまとめはこちらになります。
- 葬儀保険は生命保険の中の一種で、保障期間が決まっている定期保険に分類される。
- 葬儀保険と他の生命保険のどれを選ぶかは、それぞれの性質を理解し、向いているものを選ぶことが必要
- 葬儀保険は高齢者や持病があっても加入がしやすく、保険料も安く抑えられる
もし葬儀保険に興味がある場合は、下記のページから葬儀保険を比較することができます。葬儀保険の中でも種類があり、それぞれ特徴を持っているため比較してあなたにマッチしたものを選びましょう。