葬儀保険は、主に被保険者が死亡した時に保険金を受け取ることができる定期保険です。また、満期の際にも戻ってくるお金がない「掛け捨て型」の保険です。
このページでは、「葬儀保険」と「積立型保険」の違いを紹介していきます。
葬儀保険(掛け捨て型)と積立型保険の違いは
葬儀保険(掛け捨て型)と積立型保険の特徴とそれぞれのメリット・デメリットを解説しましょう。
葬儀保険
葬儀保険(掛け捨て型)の特徴
葬儀保険とは、葬儀費用のための少額短期保険の一種で、死亡時に保険金が支払われます。保険期間は1年間で、1年ごとに更新が必要です。500円程度の保険料から始めることができますが、保険料は掛け捨てで、返戻金や満期保険金はありません。
葬儀保険(掛け捨て型)のメリット
- 保険料が安い
- 保険金の支払いが速い
- 高齢者や持病があっても加入できる
葬儀保険(掛け捨て型)のデメリット
- 元本割れを起こすリスクがある
- 加入直後は保険金が支払われない
- 受け取る保険金が相続税の課税対象になる
積立型保険
積立型保険の特徴
積立型生命保険は、保障と貯蓄の性質を併せ持った保険です。万が一の場合に保険金が支払われるのは葬儀保険と同じですが、保険料が運用されているので、何事もなく解約や満期を迎えた場合、解約返戻金や満期保険金を受け取ることができます。
積立型保険のメリット
- 貯蓄と保障を両立できる
- 保険料からお金を借りられる
- 税法上の優遇がある
積立型保険のデメリット
- 掛け捨て型の保険と比べて保険料が高め
- 解約時期によっては元本割れのリスクがある
- 高齢者や持病がある人は加入しづらい
葬儀保険(掛け捨て型)と積立型保険はどちらを選べばいいの?
葬儀保険と積立型保険は、それぞれ全く性質が異なります。そのため、どちらを選べばいいか一概に言うことはできません。下記でそれぞれの保険に向いている人はどのような人か紹介していきます。
葬儀保険(掛け捨て型)が向いている人
- 保険料を抑えつつ葬儀費用を準備したい人
葬儀保険は、毎月の保険料を安く設定することができます。高い保険料は支払えない人でも葬儀費用の準備ができるのでおすすめです。 - 持病があり、積立型保険に加入ができない人
葬儀保険は、医師の診断や健康告知の必要がありません。ガンや心臓病などの疾患があっても、一定の条件さえ満たせば加入できるのでおすすめです。
積立型保険が向いている人
- 自分で貯蓄をするのが苦手な人
自分で貯蓄をするのが苦手な方は、積立保険に加入しておけば、満期の際に一定額の保険金を受け取ることができるのでおすすめです。 - 若いうちから保障を準備しておきたい人
若いうちに積立保険に加入すると、安い保険料で大きな保障を受けることができます。万が一の場合の保険金も高額になります。
当サイトで紹介している葬儀保険(掛け捨て型)を紹介
みんなのキズナ 無告知型葬儀保険
あんしん少額短期保険株式会社
月額保険料【男性】 | 男性保険金 |
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約 6,365 円(初年度) 年払い:76,380円 | 600,000円 |
月額保険料【女性】 | 女性保険金 |
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約 3,565 円(初年度) 年払い:42,780円 | 600,000円 |
【みんなのキズナ 無告知型葬儀保険】の特徴
- 加入するときに医師の診断書や健康告知などが必要なく、持病がある高齢の方でも加入しやすい
- 40歳から79歳まで加入でき、保険期間は1年、最大99歳まで更新が可能
- プランは1口(10万円)から最大10口(100万円)まで選択可能で、支払い方法は年払いのみ
- 契約日から3ヶ月間は待機期間のため、保険金は支払われない
みんなのキズナ 保険金固定型葬儀保険
あんしん少額短期保険株式会社
月額保険料【男性】 | 男性保険金 |
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約 16,360 円 年払い:187,750円 | 2,000,000円 |
月額保険料【女性】 | 女性保険金 |
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約 8,260 円 年払い:96,250円 | 2,000,000円 |
【みんなのキズナ 保険金固定型葬儀保険】の特徴
- 年齢に関わらず変わらない保険金を受け取れるが、年齢が進むにつれ支払う保険料が増加する
- 40歳から84歳まで加入でき、保険期間は1年、最大99歳まで更新が可能
- 受け取る保険金の額は1年ごとの更新時にのみ変更が可能、支払方法は月払いと年払いから選べる
- 契約日から1ヶ月間は待機期間のため、保険金は支払われない
みんなのキズナ 保険料一定型葬儀保険
あんしん少額短期保険株式会社
月額保険料【男性】 | 男性保険金 |
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3,000 円 | 366,860円 |
月額保険料【女性】 | 女性保険金 |
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3,000 円 | 726,550円 |
【みんなのキズナ 保険料一定型葬儀保険】の特徴
- 年齢に関わらず支払う保険料が一定だが、年齢が進むにつれ受け取れる保険金は減少する
- 40歳から84歳まで加入でき、保険期間は1年、最大99歳まで更新が可能
- 支払う保険料は、1年ごとの更新時にのみ増額・減額変更が可能、支払い方法は月払いのみ
- 契約日から1ヶ月間は待機期間のため、保険金は支払われない
まとめ | 葬儀保険(掛け捨て型)と積立型保険との違い
この記事の内容をまとめました。
- 葬儀保険は保険料が安いが、掛け捨てで、解約返戻金や満期保険金はない
- 積立型保険は保険料は高いが、解約時の返戻金や満期保険金が支払われる
- 積立型保険は高齢者や持病がある人は加入が難しいが、葬儀保険は、高齢で持病があっても加入ができる