このページでは、葬儀保険とはどのような保険であるか理解できるように死亡保険との違いの説明を通して紹介していきます。
葬儀保険と死亡保険の違いは
葬儀保険とは
葬儀保険は、基本的に被保険者が死亡した際に給付金を受け取ることができる定期保険に分類します。解約時に払戻金がない分、低価格で利用できるのが特徴です。
葬儀保険の特徴
より高齢でも加入することができる
葬儀保険は、高齢の方でも加入がしやすい保険です。最大84歳まで新規加入でき、かつ保険料も一般の死亡保険より安く設定することが可能です。
持病がある方でも入りやすい
葬儀保険は、医師の診察・診断書が不要です。さらに、ガン・心臓疾患・脳疾患などの持病がある方でも一定の条件を満たせば加入できるプランがあります。
一般的な死亡保険とは【定期保険・終身保険・収入保障保険】
死亡保険とは、保障の対象になる被保険者が死亡したときや所定の高度障害状態に該当したときに、保険金が支払われる生命保険です。一般的な死亡保険はいくつかの種類に分けられます。主なものを簡単に説明しましょう。
死亡保険(定期保険)
死亡保険(定期保険)とは、保険期間が一定のものです。契約時に定めた一定期間内に死亡または所定の高度障害状態に該当すると保険金が支払われます。
死亡保険(終身保険)
死亡保険(終身保険)とは、保険期間が一生涯続くものです。保険加入後に死亡または所定の高度障害状態に該当したときに保険金が支払われます。
死亡保険(収入保障保険)
死亡保険(収入保障保険)とは被保険者が死亡または高度障害状態になったときに、保険金を保険期間が終わるまで年金形式で受け取れる保険です。
葬儀保険と一般的な死亡保険の違い
葬儀保険と一般的な死亡保険の違いについて表にまとめてみました。
保険の種類 | 葬儀保険 | 定期死亡保険 | 終身死亡保険 | 収入保障死亡保険 |
---|---|---|---|---|
保険期間 | 原則1年 | 一定期間のみ | 一生涯 | 一定期間のみ |
保険料 | 安い | 比較的安い | 葬儀保険より高め | 比較的安い |
加入可能年齢 | 幅広い | 幅広い | 幅広いが、高齢の加入は保険料が高くなる | 高齢者は加入できない |
加入のしやすさ | 持病があっても入れる保険が多い | 持病があっても入れる保険は多いが、葬儀保険より審査が厳しい | 持病があっても入れる保険はあるが、数は少ない | 持病があっても入れる保険はあるが、数は少ない |
貯蓄性 | (掛け捨て型) | なしなし (掛け捨て型) | あり (解約払戻金あり) | なし (掛け捨て型) |
葬儀保険と一般的な死亡保険の大きな違いとして、保険期間が挙げられます。葬儀保険は、保険期間が原則1年と短く、1年ごとに更新することになります。そのため、保険料の見直しや保険金の額の増減がしやすくなっています。また、葬儀保険は、一般的な死亡保険に比べて保険料が安く加入がしやすいので、とくに、高齢者や持病がある方に向いている保険といえます。
葬儀保険と一般的な死亡保険はどちらを選べばいいの?
葬儀保険と一般的な死亡保険は、それぞれ性質が異なります。そのため、どちらを選べばいいか一概に言うことはできません。下記でそれぞれの保険に向いている人はどのような人か紹介していきます。
葬儀保険(定期保険)が向いている人
- 高齢や持病で他の生命保険に加入できない人
死亡保険は高齢者、持病がある人の加入が難しいですが、葬儀保険は高齢で持病があっても加入できるプランがあります。 - 保険料を抑えつつ葬儀費用を準備したい人
葬儀保険は、毎月の保険料を安く設定することができます。高い保険料は支払えない人でも、無理なく葬儀費用の準備ができます。
一般的な死亡保険が向いている人
- 家族にお金を残したい人
残された家族に一定のお金を残したいという人は、終身死亡保険や収入保障死亡保険に加入するのが向いています。 - 若いうちから万が一に備えておきたい人
死亡保険は若いうちに加入するほど保険料が安く済みます。解約返戻金がある終身死亡保険は、貯蓄性も兼ね備えているので若い方におすすめです。
当サイトで紹介している葬儀保険を紹介
みんなのキズナ 無告知型葬儀保険
あんしん少額短期保険株式会社
月額保険料【男性】 | 男性保険金 |
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約 6,365 円(初年度) 年払い:76,380円 | 600,000円 |
月額保険料【女性】 | 女性保険金 |
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約 3,565 円(初年度) 年払い:42,780円 | 600,000円 |
【みんなのキズナ 無告知型葬儀保険】の特徴
- 加入するときに医師の診断書や健康告知などが必要なく、持病がある高齢の方でも加入しやすい
- 40歳から79歳まで加入でき、保険期間は1年、最大99歳まで更新が可能
- プランは1口(10万円)から最大10口(100万円)まで選択可能で、支払い方法は年払いのみ
- 契約日から3ヶ月間は待機期間のため、保険金は支払われない
みんなのキズナ 保険金固定型葬儀保険
あんしん少額短期保険株式会社
月額保険料【男性】 | 男性保険金 |
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約 16,360 円 年払い:187,750円 | 2,000,000円 |
月額保険料【女性】 | 女性保険金 |
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約 8,260 円 年払い:96,250円 | 2,000,000円 |
【みんなのキズナ 保険金固定型葬儀保険】の特徴
- 年齢に関わらず変わらない保険金を受け取れるが、年齢が進むにつれ支払う保険料が増加する
- 40歳から84歳まで加入でき、保険期間は1年、最大99歳まで更新が可能
- 受け取る保険金の額は1年ごとの更新時にのみ変更が可能、支払方法は月払いと年払いから選べる
- 契約日から1ヶ月間は待機期間のため、保険金は支払われない
みんなのキズナ 保険料一定型葬儀保険
あんしん少額短期保険株式会社
月額保険料【男性】 | 男性保険金 |
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3,000 円 | 366,860円 |
月額保険料【女性】 | 女性保険金 |
---|---|
3,000 円 | 726,550円 |
【みんなのキズナ 保険料一定型葬儀保険】の特徴
- 年齢に関わらず支払う保険料が一定だが、年齢が進むにつれ受け取れる保険金は減少する
- 40歳から84歳まで加入でき、保険期間は1年、最大99歳まで更新が可能
- 支払う保険料は、1年ごとの更新時にのみ増額・減額変更が可能、支払い方法は月払いのみ
- 契約日から1ヶ月間は待機期間のため、保険金は支払われない
まとめ | 葬儀保険と一般的な死亡保険の違いは
当ページでのまとめはこちらになります。
- 葬儀保険は、高齢者や持病があっても加入がしやすく保険料も安く抑えられるが、保障期間は1年間
- 死亡保険は、被保険者が死亡したときや所定の高度障害状態に該当したときに保険金が支払われる生命保険
- 葬儀保険と一般的な死亡保険のどちらを選ぶかは、それぞれの性質を理解し、向いているものを選ぶべき
もし葬儀保険に興味がある場合は、下記のページから葬儀保険を比較することができます。葬儀保険の中でも種類があり、それぞれ特徴を持っているため比較してあなたにマッチしたものを選びましょう。